クライミングツアー 米国編 第5回

2005年9月20日〜11月21日

期間   2005年11月3日〜11月10日
メンバー 万福(食担)・福原(須磨労山・リーダー・会計)


【11/3】(晴れ時々曇り但し強風)5時起床、5時45分発。6時にならないと間かないのでしぱらく待つ。係りのおっさんが来てゲートを開けると、オーククリーク手前のパーキングまで一気に走る。準備をしていると、ボロボロのスバル・レオーネが物凄い勢いで我々の車の横に滑り込むように駐車、外人クライマーが出てきて、いきなり「ウイッチ・ルート・アー・ユー・クライミング?」同じルートだとまずいと思い、準備の手を早めながら「ウイ・・アー・ゴーイング・ツー・クライム・プラックオルフェウス!」と愛想なく答えると、「グッド・ルート!ウイ・ホープ・ユアー・グッド・ジョプ!」と愛想良く返事をしできた。彼らはりーピテーション29(リン・ヒルが初登した超有名ルート5.11Cを登るらしく同じルートでなく助かる。1時間程トレイルを歩き、取り付けを探すが見つからずウロウロしていると、先ほどのニ人がやって来たので教えてもらい、7時半に取り付け到着。7時45分にスタートし、福原・万福のツルベで快調に登っていく。風がきつ<寒かったので休憩も無しで一気に終了点まで駆け登る。12時15分到着。4時間半のクライミングでした。トポには5〜6時間と書いてあったのでかなり早かった事になる。 2.8.10Pが本ルートの白眉で、私がリード出来たので本当に運が良かった。日頃の善行のおかげである。終了点付近は台風並みの強風で、急いで下降するが5.7程度のクライミングダウンが続き、登るよりこたえた。3時45分キャンプ場到着。

【11/4】(晴れ)6時起床、7時発。ファースト・プルアウトの初めてのエリアに行くが、目当てのクラックがショボいルートだったため、昨日の疲れもあるので、臨時のレスト日とする。
キャンプに戻り洗濯や掃除をしたが、後はゴロゴロして時間を潰す。

【11/5】(晴れ)6時起床、7時発。セカンド・プルアウトのギャラリーエリアに行く。5.9のルートを3回登り返してアップした後、グライド・ロック5.11dのOSに成功する。前回おしいところでOSを逃がしたヤーク・クラック5.11 dをRPしようと思ったが、今日は調子が良さそうなので、このエリアの看板ルートであるグリッチ5.12Cを登ることにする。15m位の短いルートだが凄く被っているので、手繰り寄せで落ちると4ピン目でもグラウンドフォールしてしまう。3ピン目を取ってから次のホールドが遠く、テンション3回目でランジ気味にカチホールドに飛びつき4ピン目なんとかクリップしフォール。あと2ピン(5m程)だが限界だった。ヌンチャクはフィックスしてあるので残置はせずに済む。夕食の準備をしていると、向かいのサイトのクライマー(ケビンさん)がビールを持って来てくれ御馳走になる。夕食後、お好み焼きを持って彼のキャンピングカーに遊びに行き、(リーダー福原は既に寝ていたので私一人)又ビールを御馳走になる。彼女とその友達も一緒だったので時間を忘れて盛り上がる。

【11/6】(曇りのち時々晴れ)6時起床、7時発。レッドロック最終日。10/28にも行ったウエイクアツプウォールに行き、前回狙っていたが登れなかったジャスト・シットアップ・アンド・クライム5.11bのOSトライをする。10m位スラプ状を登って1ピン目という非常に怖い出だしをこなし、前傾のガバを5m位登ると、体が完全に入る穴があり、穴から上は傾斜は落ちるがホールドが甘くなってくる。次のピンにクリップしないと怖くて穴から出れない。穴の中のホールドを持って伸び上がっても私のリーチでは10センチ位足りない。10分程穴の中で迷った末、穴の中のホールドを持って上半身を穴から出し、ニーバーを決めてからホールドを離すと何とかクリップでき、穴からの脱出に成功OSする。夕食の準備をしながら、ダンボールを燃やしてキャンプファイヤーをしていると、向かいのケビンさんがバーボンのピンを持ってやって来て、又御馳走になる。30分程一緒に飲んでいたが、彼女が帰ってきたのでディナーを作らないどいけないと言って、残りのバーボンをくれて帰って行った。いい人だ!

【11/7】(晴れ時々曇り)6時起床、7時発。松永さんとケビンに挨拶をしキャンプ場を後にする。ラスベガスで食料と電池式のヒゲ剃り(非常に乾燥している為、顔に石鹸水を塗ってもすぐに乾いてしまい、剃刀で剃ると痛いのだ)その他消耗品を買い、R15→R247→R62と走りジョシュアツリー・ナショナルパークのヒドン・キャンプグラヴンドに3時到着。車一台5ドル/日と割安だが、トイレがあるだけで水も何もない。(水はペットボトル等に30リットル程持って来ている)そのかわり、キャンプサイトの周りが全て岩場でアプローチは無し。

【11/8】(曇り時々晴れ)6時起床、7時発。キャンプサイトの北側のジ・オールド・ウーマン・ロックで5.7〜5.9のクラックを3本登り、岩の感触を確認する。王子ケ岳の花尚岩に似た結晶の荒い岩で場所によってはかなり風化している。ここのグレードは辛目と聞いていたが、フリクションが良いせいかそうとも思えない。昼食後、5.8位のクラックを2本登る。

【11/9】(曇り時々晴れ)6時起床、7時発。ジ・アウトバックエリアのスーパールーフ5.9☆☆☆を登る。 4m位のルーフクラックをハンド〜フィストで抜けるルートでコーナークラックのため5.9というグレードになっているが、ルーフの出口付近ではジャミングの邪魔になるためプロテクションを取れない為やたら怖い。午後からサイクロポスロックのジ・アイ5.3R☆☆☆を登る。 40mくらいのガバのフェースルートだが、プロテクションを取れるような割れ目が少なく、結局4ケ所しか取れなかった。ちなみにRはランナウトするから危険の事です。

【11/10】(晴れ)レスト日、6時起床、8時発。30分程走り、ジョシュアツリーの町まで出かける。昨夜、リーダー福原も行くと言っていたのだが、ゆっくり買い物がしたいから一人で行きたいと言ったのだ。ポストオフィスで葉書を出してからウォルマートに行く。使い捨てカメラ・サングラス・輪ゴム等を購入し、広い店内を2時間程見て回る。その隣のBROSという食料品専門スーパーではスモークポーク・新製品カラメル味のココア等を買う。いつも行っていたVONZよりも品揃えも良く、野菜や肉は安かった。骨付きのビーフのブロック(約2kg位)が6ドル弱で売っていたので悩んだが今回は止めておく。道路の向かい側の大型スポーツ用品店に行って、若い女店員にクライミング用品が有るか聞いてみたが無かった。彼女が、西に6マイル走ると右側にクライミングショップがあると教えてくれた。BROSがVONZより安いことを確認するために少し離れたVONZまで足を運び値段をチェックしておく。VONZ前の公衆電話でアメリカンエアーにTELLし11/20の便の変更が無い事を確認する。クライミングショップに行く途中で「¢9 9SHOP」という看板を発見し入ってみると日本の100円ショップみたいなもんで売っている商品の内容も日本と殆んど同じでした。3リットルで$99のオレンジジュースを買う。クライミングショップではマムート製クライミングシューズ49.98$を購入する。全裸でクライミングする女性クライマー(シューズと、ハーネスは着けている)のガレンダーを立ち読みしてからリーダーの待つキャンプに戻る。今日は楽しかった!

…最終回につづく  


(万福)